
こんにちは!花田矯正歯科です。
「うちの子、パンや肉を前歯でかみ切らず、口の横で食べようとする…」
「一口が大きすぎて、いつも飲み込むのが大変そう」と心配になったことはありませんか?
実は、子どもが「前歯でかみ切れない」のには、単なる好き嫌いではない身体的・習慣的な理由が隠れていることが多いのです。
今回は、その原因と家庭でできる対処法を分かりやすく解説します。
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1.前歯が使えない主な原因:歯並びと骨格
2.「お口の筋肉」と「舌の癖」の影響
3.家庭でできる3つの対処法
4.まとめ
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前歯が使えない主な原因:歯並びと骨格
まず考えられるのが、物理的に前歯が噛み合っていないケースです。
開咬(オープンバイト)
奥歯を噛み合わせても、上下の前歯の間に隙間ができてしまう状態です。
上顎前突(出っ歯)
上の歯が大きく前に出ているため、下の歯とうまく重ならず、食べ物を挟み込むことができません。
反対咬合(受け口)
下の歯が上の歯より前に出ているため、かみ切る動作が難しくなります。
これらの歯並びは、遺伝だけでなく指しゃぶりや舌を突き出す癖などが原因で引き起こされることもあります。
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「お口の筋肉」と「舌の癖」の影響
歯並びに問題がなくても、口周りの筋肉(口輪筋)が弱かったり、舌の使い方が未発達だったりすると、前歯を上手に使えません。
低位舌(ていいぜつ)
本来は上あごについているべき舌が、常に下の位置にある状態です。
これにより前歯を押し出す力が働き、噛み合わせを悪化させたり、噛む力を弱めたりします。
口呼吸
常に口が開いていると、前歯を使って「ガブリ」とかじり取る動作が習慣化されにくくなります。
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家庭でできる3つの対処法
現代の食事は柔らかく、一口サイズにカットされたものが多いため、前歯を使う機会が減っています。
お子さんの「前歯の力」を育てるために、今日から以下のことを試してみましょう。
①「かじり取り」メニューを取り入れる
スティック状のキュウリ、食パンの耳がついたままのトースト、トウモロコシの丸かじりなど、「前歯を使わないと食べられない」形状で出してみましょう。
②お口のトレーニング
シャボン玉を吹いたり、あいうべ体操をしたりすることで、口周りの筋肉を鍛えることができます。
②姿勢を整える
足がぶらぶらしていると噛む力は半減します。
足の裏がしっかり床(または椅子の足置き)につく状態で食事をさせましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
子どもが前歯で食べ物をかみ切れない原因は、「歯並びの物理的な問題」、「お口の筋肉の未発達」、そして「食習慣による経験不足」の大きく3つに分けられます。
まずは食事のサイズを少し大きくして「かじり取る」練習から始めてみてください。
もし、前歯が明らかに噛み合っていない(隙間がある)場合は、早めに小児矯正を扱う歯科医院に相談することをおすすめします。
適切な時期のケアで、一生モノの「噛む力」を育ててあげましょう。








